
オイル交換+αのお付き合いをさせていただいて1年強。
永年、ご親族の自動車整備工場にて車検等メンテナンスを受けてこられてきた車輌です。
先日オイル交換にお越しいただいた時にアイドル不調など気になる箇所があり
「一度全般的にじっくり診させていただければ…」という事で、ご入庫いただきました。
1オーナーで走行距離の比較的少ない車輌ですが、最終モデルも18年選手。
診てみれば、やはりそれなりに不具合箇所は出てきますね…(^_^;)
点検させていただいた上で打ち合わせをさせていただき、少し宿題も残しつつ作業させていただきました。

まずは、オーナー様が気になされていた冷却水…お聞きしていた通り、なかなかの状態ですw
いきなり強力な水路洗浄も悪くはないでしょうが、細部の分解点検やラジエーター交換などを少し先に予定しておいて、今回は軽めのフラッシングに留めておく事にしました。

ブレーキマスターシリンダーとクラッチレリーズシリンダーに漏れた痕跡があります。
いずれもフルード量が間一髪…エアが噛み操作不能に陥る一歩手前でした。

ブレーキマスターシリンダーはシリンダー内の状態が良好でしたので、OHにて対応できましたが…

クラッチレリーズシリンダーは…動いていたのが奇跡のようなw

というワケで、新品のシリンダーASSYに交換します。
が、ASSYをそのまま使うのではなく一度分解して、OH時に使用する国産代用品のリペアキットを使い組み上げておきます。

ブレーキフルードに侵されたこれらは、この機会にお化粧直し。

ステディーロッドブッシュも交換して…

組立/エア抜きなどなど。

突き上げを気にしての事なのか、アッパーアームと接触しない所まで切り落とされたバンプラバーは
可愛いウレタン製ショートバンプに交換しておきました(^^)

オバケ提灯と化したラックブーツも交換。

冷却水路のフラッシングと診断機によるチェックを兼ねてエンジンを始動すると、直後からゆるいハンチングが発生します。
アイドリングの状態で、ECUではアイドル領域を外れているとの認識。
ステッパーモーターのアジャストスクリューを弄っていたようですので修正しておきました。
今回の状況のように、何とかアイドリングさせようとステッパーモーターやアクセルワイヤーを調整しているのをお見受けする事があります。
スロットルボディーに調整可能な部分があるにはあるのですが、基本的には機械的にアイドリング調整の必要はありませんし、調整しないとアイドリングが続かないような状況に陥るのは 他の部分の不具合に起因する事がほとんどです。
明日にでもフラッシングした冷却水を抜き、やがてダメになるであろう樹脂製のヒーターホースジョイントをステンレス製の物に交換し…と段取りを考えていたら

カランカラ~ンと勝手に“G”が脱落www









