片岡屋クルマ雑記

四国の右端のクラシックミニ専門店「片岡屋」のブログです。

カテゴリ:PARTS > VALIDATION OF PARTS

先日、インジェクタークリーニングについて触れましたが

https://kataokaya.officialblog.jp/archives/40567445.html


まだうちでは見たことはないのですが、インジェクタークリーニングで復調しないケースも出始めているようです。
初期Spiモデルだと30年以上経過していますし…インジェクター=電気製品ですから当然と言えば当然、いつかは起こりうることなのですが…ソレノイドが断線するなどすればそれまででしょう。
内部汚損による油密不良や噴射パターン不良などは、ミニのように低圧で作動する単孔タイプインジェクターはクリーニングで改善しますが
当たり前ですが、電線の断線は…直りません(^_^;)

ミニのスロットルボディは'90年代に他車種にも多く採用されたBOSCH社製です。
インジェクターも同社製なのですが、確か純正部品としてインジェクター単品の供給設定はなかったはずですし、'00年代には姿を消したシングルポイントインジェクション車にのみ採用されたタイプのインジェクターなので…当然のようにBOSCH社からも新品供給はありません(T_T)


そんな現状があったからというわけではなくひょんなことからなのですが、しばらく前から
「ミニに代用出来るインジェクターはないものか」と数種のテストをしたりしていました。
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BOSCH社製ではありませんが、ミニ用と近似スペックを謳っている新品です。
これらはミニのそれとは違いスプレーチップを持った多孔タイプですが、単孔タイプも存在します。
データ上の仕様はミニ用に近似しているものであっても長期使用に耐えられるものなのか?なので、こちらはある程度の長期テストの結果次第で改めてご紹介させていただこうかと思います。
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こちらはBOSCH社製のインジェクターです。
写真がありませんが(^_^;)単孔タイプです。
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箱入りの未使用品です。
パッケージのカラーリングに時代を感じますね~

ミニ用ではなく他車に採用されていた製品で、ポン付けでは上手く稼働しないと思いますが
ECUのライブデータのモニタリングが可能なツール(mini-moniやPC,タブレットなどで使用可能なアプリでOK)をお持ちの方であれば、調整してお使いいただけると思います。

これまた先日ご紹介していたものですが

https://kataokaya.officialblog.jp/archives/40426610.html

このダイアフラムとの併用で上手く稼働するような気がします。


「使ってみたーい」という物好きな方など?!お電話またはメッセージにてお気軽にお問い合わせ下さいm(_ _)m

これは“パーツの検証”というより“このパーツを活かした対処法の”検証/データ取りですが、断続的に1年以上続けてきてある程度の結果が得られて対処法も見えてきたので、少し書き残しておこうかと。
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シングルポイントインジェクションモデルのプレッシャーレギュレーター部のダイアフラムです。

着実に劣化していく物であることを認識していながらも、致命的なトラブルの事例がなかったことと部分品として供給される物がなかったことから、これまで目を瞑ってきたというか先送りしてきたというか…(^_^;)
ですが約2年前、これに起因する“整備すべき”トラブル事例に遭遇したのがきっかけで、その後一時的・限定的にではありますが部分品が少し流通し始めたことと、それが“ポン付け”を許さない製品であったことから検証が始まり、現在に至ります。
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検証とデータの積み上げの中で、一様に「このようにすれば不具合が解消する」というものではないことが見えてきました。
それぞれの車両の状態によって“個体差”があり、その車両に合わせたセットアップが必要です。

テスターを繋いでも異常はなく、なんとなく乗れてはいるけど
 どうも黒煙が多いような…
 以前に比べて燃費が随分悪くなった
といった車両には、このセットアップ作業が有効な改善策になりうるかもしれませんし
 テスターを繋いでO2センサーのエラーが入る(センサーを交換しても再発する)
 長期間動かしていない
などの車両には作業が不可欠なケースもあります。


当店以外にもこの件に関して情報共有をしていたり、データや情報を持つショップさんもあります。
気になられた方はご相談下さい。

冷却水の管理次第で寿命も変わってくるところだと思いますが、そうでなくても生産中止から既に20年が経過していますし。シングルポイントインジェクションのインテークマニホールドのOHは、これからますます需要が高まると思われます。
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冷却水の通るパイプのリペアキットは、既に販売されているショップさんがあるのですが…
コアプラグが用意されていないんですよ。
パイプが腐って水漏れを起こす状況ならば、コアプラグも写真の様に腐って漏れても何ら不思議ではないです。

インマニには2種類3個のコアプラグがあり、そのうち1種は国内では簡単に入手出来ない物であることは既にリサーチ済。それを入手し、先発のパイプリペアキットを用いてパーフェクトなリビルト品を用意しておこうと思っていたのですが…構想止まりw
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そこに待望の?!
三和トレーディングさんよりコアプラグがセットになったOHキットがリリースされたので、さっそく入手。
寸法・精度・材質のチェックをしつつ、リペアすることに。
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この作業…特にコアプラグの取り外しがなかなかシビれるのですがw
パイプも抜き取り、下準備完了。
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で、いきなりですが作業完了。
寸法・精度・材質共に文句なしだと思います♪

ということで、エクスチェンジで即納可能です(^^)
詳細はお問い合わせ下さいm(_ _)m








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少し前にサービスツールの記事を書きましたが
数点のSSTの中で、特に作業従事者の方々から要望・反響があったのは
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コチラでした。

1台の車輌での交換サイクルを考えると、プライベーターの方にお勧めするにはちょっと高価だと思いますが(^_^;)
作業従事者にとっては必要不可欠な工具と言っても過言ではないでしょう。

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ロッドチェンジモデルのデフケース(〇印部分)に圧入されていて
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シフトステディロッドと連結され、ギヤレバーハウジングとミッションケースの適切な位置関係を保っている
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『メタルスティックブッシュ』を脱着する為の工具なのですが…




その“パーツ”の方をご紹介しておかないと!というのが今回のお話です。

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こちらが今回ご紹介する…アップグレード品としましょう。
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こちらは現在多く流通している…従来品としましょう。

既に写真で見て取れるかと思いますが
従来品はインナー/アウターカラーが真円とは言えない物だったり
インナーカラーがあっちへ向いたりこっちへ向いたりw

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並べてみるとよくお判りいただけるかと。



どちらもステディロッドは取付出来ますが、無理して取付するのと無理せず取付するのとでは
どちらが良いのかは…言わずもがなですね(^^)


クルマはパーツの集合体ですし。後の寿命や耐久性、他部に及ぼすダメージ等を考慮すれば
こういう物ひとつとっても、良質な物をチョイスしておいた方が良いかと思います。








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恐らく国内では使用実績の殆どないパーツを細部検証を兼ねての作業で、予告通り?!すんなりとはいかず…なクラッチ編。


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ここ数年いろいろと悩ましいパーツw バートクラッチの3点キットです。
現在はLUK製やAP製が入手出来ますが、今回はコチラの物を使わせていただきます。

検証などと書くと気難しいですが、主要部品の品質に問題がない事を確認の上での細部確認やデータ取りなどです。
その結果については…値打ちをつけるつもりはないのですが、また機会があれば改めて…m(_ _)m

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悩ましいポイント その①
何も考えずに3点キットを交換。クラッチを踏んでいざシフトしようとすると実はクラッチが“切れない”などという、普通ではありえない事がしばしば起こっていました。
そんなトラブルを実車装着の前に防ぐ為に、クラッチの切れるポイントをチェックします。

…そんなありえない事が起こるのが現在のミニのパーツ事情です。
ですから常に「大丈夫だろう」ではなく「大丈夫かな?」という意識を持ってパーツと接し作業をするよう心がけなければなりません。
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悩ましいポイント その②
こちらも普通ではありえない、クラッチカバーに起因するエンジンのバイブレーション。
そのような事例を知ってからは、簡易的ですが必ず『バランス取り』を行います。
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ここしばらくの作業では、極端なアンバランスはない気がします。
逆に、どの程度までが許容されるのかを確かめてみても良いかもしれませんね。
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一通りの検証とチェックを経て、はじめて安心して組み込めます。
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プランジャーは交換履歴があるようですが、既に段付き摩耗していました。
こういったパーツも検証や確証、耐久性や寿命…様々な要素で交換時期を含め見極める必要があります。
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そんなこんなで、じっくり一日かけてクラッチ廻りの作業完了です。




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