作業終了してから少し経ちますが…(^_^;)
ケーターハム スーパーセヴン 1700SS です。
当店には珍しいおクルマですね~

詳細は割愛しますが、他県の専門店にて長年メンテナンスされてきていた車両だそうで
この度オーナーチェンジで四国へやってきた車両です。
新しいオーナー様が無人航走で徳島港に届いた車両をお迎えに来られて地元まで自走で…
の矢先のエンジン不調で、レッカーでのご入庫です。


前オーナー様からの整備履歴の引継ぎで
「過去に2回ロッカーアームが折れている」と新オーナー様。
そのことが頭にあったからですね…突然の不調に即エンジンを止めて路肩に退避されたそう。
賢明な対処だったと思います。
で、恐らく根本原因はそれと同じだと推測しますが…
今回はプッシュロッドが欠けていました。





ロッカーアームとプッシュロッドを取り外します。
破損したプッシュロッドは曲がっています。
その辺りは交換になりますが…困ったことにプッシュロッドの欠片が見当たりません…


プッシュロッドホール近辺に引っ掛かっているか、サンプタンクまで落ちているのか…
といったところですが、非分解での捜索では見つけられず…


サンプタンクはベルハウジングに潜り込んでいるんですね…(^_^;)


エンジンとトランスミッションを分離しつつ

エンジンを宙吊り状態で

サンプタンクを取り外し…




欠片は概ね


摘出出来ました。


リフター辺りに噛み込みがあったりしていないかなど、クランクシャフトを回して確認。
特に問題はなさそうなので…

シリンダーヘッドを剥ぐることも想定して吸排気廻りも取り外していましたが、ご覧の通り。
キャブレターの下にディストリビューターがあるので…危険な状況でしたね(^_^;)
こちらはのちほど作業することにして、本題を進めます。

シリンダー廻りにも問題はなさそうなので


サンプタンクは洗浄して組み戻せる状態にしておき


エンジン側も組み戻せるようクリーニング。


オーナー様から
「洗い油(=安価なエンジンオイル)でエンジンを洗い流しておいてほしい」
とリクエストをいただいていましたが、今の世界情勢…
微細な欠片などを綺麗に洗い流しておきたいというのはこちらも同じ考えなのですが
洗い流す為だけの用途で使っても惜しくないようなエンジンオイルはないので
ガソリンを用いて洗浄しました。


余談ですが、バッフルプレートを留めているネジが何故1本付いていないのだろう?と
サンプタンクを外した時から思っていたのですが…
コンロッド(のボルト)が干渉するからなんですね…(^_^;)




オイルが循環するところも念入りに洗浄して…

などここまで作業を進めてようやく?!
トランスミッションと一体ではなくエンジン単体で降ろせることがわかってw
エンジンを抜き出してサンプパン取付など(^_^;)




エンジンが抜けたので、ベルハウジング内をクリーニング&メンテして


クラッチ廻りもチェック&クリーニングして、エンジンを元位置に収めます。



ファンシュラウドの破損を発見しましたが、交換せずとももつだろうと判断して補修して

補器類も組み戻して


過去の不具合履歴と現状で推測するに、ローラーロッカーのレバー比とバルブスプリングの
スプリングレートのミスマッチがトラブル要因で間違いなさそうです。
スタティックでのバルブフルリフトでスプリングがほぼ線間密着の状態…
スプリングはリテーナーを手で押し込むと少し押せてしまえるほどの柔らかさ
エンジンの回転を上げると、バルブスプリングの異常な動きによって
ロッカーアームが弾き返されただろうと…簡単に想像出来ます。
「最小限で確実な方法で」とのオーナー様のご意向に沿って
純正のロッカーアームとプッシュロッドで組み直すことにしましたが
新品の供給があるのかどうかもわからない中w
同業の仲間からグッドユーズドを譲ってもらえました♪感謝です(^^)

そんなこんなでエンジンの方はまとまって


新しそうに見えるのですが、ガソリン漏れしていたキャブレターは素性がわからないので
オーナー様の承諾をいただいてOHなどさせていただいて




車両に取り付けて、セッティングしたり少し手直ししたり






エンジンをかけ始めてから新たな膿が出てきたりしながら(^_^;)






テストドライブを繰り返し、細部の修正や対策,確認,調整などを行って

重整備やレース遠征などですっかりお待たせしてしまいましたが(^_^;)
オーナー様の元へ無事お届けさせていただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m
ケーターハム スーパーセヴン 1700SS です。
当店には珍しいおクルマですね~

詳細は割愛しますが、他県の専門店にて長年メンテナンスされてきていた車両だそうで
この度オーナーチェンジで四国へやってきた車両です。
新しいオーナー様が無人航走で徳島港に届いた車両をお迎えに来られて地元まで自走で…
の矢先のエンジン不調で、レッカーでのご入庫です。


前オーナー様からの整備履歴の引継ぎで
「過去に2回ロッカーアームが折れている」と新オーナー様。
そのことが頭にあったからですね…突然の不調に即エンジンを止めて路肩に退避されたそう。
賢明な対処だったと思います。
で、恐らく根本原因はそれと同じだと推測しますが…
今回はプッシュロッドが欠けていました。





ロッカーアームとプッシュロッドを取り外します。
破損したプッシュロッドは曲がっています。
その辺りは交換になりますが…困ったことにプッシュロッドの欠片が見当たりません…


プッシュロッドホール近辺に引っ掛かっているか、サンプタンクまで落ちているのか…
といったところですが、非分解での捜索では見つけられず…


サンプタンクはベルハウジングに潜り込んでいるんですね…(^_^;)


エンジンとトランスミッションを分離しつつ

エンジンを宙吊り状態で

サンプタンクを取り外し…




欠片は概ね


摘出出来ました。


リフター辺りに噛み込みがあったりしていないかなど、クランクシャフトを回して確認。
特に問題はなさそうなので…

シリンダーヘッドを剥ぐることも想定して吸排気廻りも取り外していましたが、ご覧の通り。
キャブレターの下にディストリビューターがあるので…危険な状況でしたね(^_^;)
こちらはのちほど作業することにして、本題を進めます。

シリンダー廻りにも問題はなさそうなので


サンプタンクは洗浄して組み戻せる状態にしておき


エンジン側も組み戻せるようクリーニング。


オーナー様から
「洗い油(=安価なエンジンオイル)でエンジンを洗い流しておいてほしい」
とリクエストをいただいていましたが、今の世界情勢…
微細な欠片などを綺麗に洗い流しておきたいというのはこちらも同じ考えなのですが
洗い流す為だけの用途で使っても惜しくないようなエンジンオイルはないので
ガソリンを用いて洗浄しました。


余談ですが、バッフルプレートを留めているネジが何故1本付いていないのだろう?と
サンプタンクを外した時から思っていたのですが…
コンロッド(のボルト)が干渉するからなんですね…(^_^;)




オイルが循環するところも念入りに洗浄して…

などここまで作業を進めてようやく?!
トランスミッションと一体ではなくエンジン単体で降ろせることがわかってw
エンジンを抜き出してサンプパン取付など(^_^;)




エンジンが抜けたので、ベルハウジング内をクリーニング&メンテして


クラッチ廻りもチェック&クリーニングして、エンジンを元位置に収めます。



ファンシュラウドの破損を発見しましたが、交換せずとももつだろうと判断して補修して

補器類も組み戻して


過去の不具合履歴と現状で推測するに、ローラーロッカーのレバー比とバルブスプリングの
スプリングレートのミスマッチがトラブル要因で間違いなさそうです。
スタティックでのバルブフルリフトでスプリングがほぼ線間密着の状態…
スプリングはリテーナーを手で押し込むと少し押せてしまえるほどの柔らかさ
エンジンの回転を上げると、バルブスプリングの異常な動きによって
ロッカーアームが弾き返されただろうと…簡単に想像出来ます。
「最小限で確実な方法で」とのオーナー様のご意向に沿って
純正のロッカーアームとプッシュロッドで組み直すことにしましたが
新品の供給があるのかどうかもわからない中w
同業の仲間からグッドユーズドを譲ってもらえました♪感謝です(^^)

そんなこんなでエンジンの方はまとまって


新しそうに見えるのですが、ガソリン漏れしていたキャブレターは素性がわからないので
オーナー様の承諾をいただいてOHなどさせていただいて




車両に取り付けて、セッティングしたり少し手直ししたり






エンジンをかけ始めてから新たな膿が出てきたりしながら(^_^;)






テストドライブを繰り返し、細部の修正や対策,確認,調整などを行って

重整備やレース遠征などですっかりお待たせしてしまいましたが(^_^;)
オーナー様の元へ無事お届けさせていただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m


























































































































