
’98 BSCC Limited オイル漏れ修理のご依頼です。
かねてより
タイミングカバーのオイルシール不良と
クランクリアラージシールかプライマリーギアのどちらか
しばらく前から把握していたオイル漏れではありましたが
車庫の床にオイルの跡が付き始めましたかね?
ということで


オイルシール交換に伴い外したタイミングカバーを化粧直ししたり
際どかったチェーンテンショナー(^_^;)良いタイミングでの御開帳でした。

ロックタブが引っかからないクランクプーリー
取り外す前に既に施工してあったものですが、ワイヤーロックにて回り止めをして
ラジエーターなどを組み戻して、こちら側の作業は完了。


ラージシールかプライマリーギアなのかは開けてみてからの確認…ですが
サイドコンデンサーを取り外すことなくクラッチカバーを脱着出来るのか?は
外さず作業していたのを一度目の当たりにしたことがあり
機会があればトライしてみたいと思っていたので、よいタイミング?!
ほんの少しだけ手間は増えますが、脱着出来ました(^^)


オイルはそこそこ飛散していますが、ラージシールからの漏れではありませんでしたね。
実にわかりやすい、プライマリーギア/クランクシャフト間からのオイル漏れ…

センターボスの孔が上手く機能してくれていました。
クラッチディスクはオイルに濡らされることなく、無事でした。

ということで、この辺りは組み戻しに備えてクリーニング。

プライマリーギアを点検…


オイル漏れの原因はブッシュの摩耗によるものですが
2つのブッシュのうち、フロント側が多く摩耗しているケースが多いですね。
これも、狙っているクリアランスから算出する内径からすると約0.5mmほど拡がっていました。
リア側は摩耗自体はそれほどでもなく、損傷が見受けられなければ再使用可能な程度です。

ブッシュを打ち替えて


内径を仕上げて組み戻します。
途中の写真がありませんが(^_^;)


エンジンを始動して、他部も含め漏れなどチェックして
当然ながら漏れなどなく、作業完了です。

余談?!ですが
今回の作業で、オイルセパレーター…所謂“煙突”が詰まり気味…
ブローバイガスが多い様子が見て取れました。
急を要することでもありませんが、見過ごして良いことでもなく…
費用の嵩む作業にはなりますが、1台の車と長く付き合う為には避けて通れないところが
そこまで来ていますよというメッセージです。