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ここ数ヵ月、オイル交換などからお付き合いさせていただいている“ラストミニ”。
初めてお預かりでのご入庫。

気になる点をいろいろとお聞きしていますが、今回のメインはオーバーヒートの修理です。
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水量自体はOKですが、かなり水を継ぎ足してしのいできたようですね…
ロングライフクーラントの役割の中で今回の着目点は「不凍性能」より「冷却性能」「防錆性能」なのですが、濃縮タイプのクーラントは希釈率が性能に左右しますので、簡易的にこのような点検をしたりします。
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ちなみに、当店で用いる冷却水の凝固点はこれぐらい。
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現オーナーさんはこのミニをご購入されてから日が浅いのですが、ご購入されてほどなくエクスパンションタンクから冷却水が噴き出したことがあるそうで、一度他店で診てもらっています。
その時は「サーモスタット」と「電動ファンリレー」の不良という結果で交換作業をされたそうですが…
噴き出した冷却水の痕跡を見れば、その先に不具合の予見が出来たのではないかと思います。
何より「この状態でおクルマをお返しするってどぉ?」なのですがw逆に不具合のヒントをいただけたので…感謝すべきですかね?!
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他の気になる点の確認もあって、まずはテストドライブをしてから作業に取りかかります。
その上で、いきなりですがラジエーターを取り外します。
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やはりラジエーターの目詰まり…ほぼ錆によるものです。
一応目詰まりの解消を試みましたが…写真はその後のものです。
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エクスパンションタンクの中やシリンダーヘッドの吐出部も見事な錆色ですね…
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ということで。
外したラジエーターやサーモハウジングを仮付けして、防錆剤代わりに潤滑剤を至る所にブシューッと吹き付けておいて…
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“禁断の”錆落としwww
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グツグツ……
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ブクブク……
効いてます効いてます♪
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一晩寝かせて排出して
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ひたすら濯ぎます。
禁断の液体のおかげで?!ダメラジエーター本体からも水漏れが始まりました…

ちなみに。書くとこれだけですが、ほぼ丸一日がかりの作業ですw
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流石にMpi用のパーツは在庫しておらず、取り寄せました。
樹脂タンク/アルミコアのラジエーターより、こちらの方がミニらしくて落ち着きますね?!
純正の1コアに対し2コア。性能にも期待できますかね~
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水路の錆。かなり落とせましたね♪
この後、取寄品を含むパーツの組付をして、エンジンを回しながら2回ほどフラッシングをして、更にしっかり濯いでから、最後に冷却水に入れ替え…という工程になりますが
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油断していました…
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綺麗になったことで確認出来た、エクスパンションタンクの危険な状態…
再々オーバーヒートさせていればまぁ…完全に割れる前で良かった…ということにしておきましょう。
ということで、更に入荷待ちw
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入荷待ちの間に、タンクのブラケットの
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侵された塗装と錆を落として、錆転換材で下処理してから補修塗装。
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ウォーターポンプは恐らくさほど遠くない過去に交換歴ありの物でしたが、禁断の錆落としの犠牲になっていただいたのでw潔く交換します。
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錆まみれだったエクスパンションタンク周りをお掃除して、ウォーターポンプやサーモスタットなどを取付。



つづきは後編で。








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